all

仕入れの旅 02

komejirushi

 

 

1日目の境港から移動し

2日目はさらに鳥取県西部の岩見町 延興寺窯から。

 

父と娘2代で作陶を続ける山下さん親子。

「元気にされていましたか。」と

毎回お母さんがお茶とお菓子を出してくださり

雪の話やら、ご近所さんの話やら

世間話をしてくださるのが楽しい。

 

お父さん、娘さんともに

いつも謙虚で控えめな話しぶり。

やはり、民藝の作り手さんはみな「職人」で

「作家」ではないということが

そんなところからも感じ取れるのだ。

 

DSC_0153

 

つづいては、倉吉市 福光窯へ。

今回初めて、作陶する河本さんのお話を伺うことができた。

 

昔、修行をする頃は紙がなく

運び出される陶器はすべて藁で包んでいたこと。

その藁を育てるために田を手伝っていたこと。

今や全国で土や釉薬を手に入れることができ、

陶器を見てどこで作られたものかを

判断することが難しくなってきていること。

さまざまなお話を聞かせてくださった。

 

私たちももっと、もっと勉強しよう。

そして、もっと深いお話をできるようになりたい。

 

購入した1点1点を、ていねいに包んでくださるお姿を見て

また気持ちを新たにした。

 

 

 

 

Recent posts

最近の投稿

Past posts

過去の投稿

記事URLをコピーしました