エピソード11
無を信じる
komejirushi
今年も雪が積もり、ぐんと気温が下がった。
真っ白な風景を目の前にすると
ひとの力以外に、この世界に働いている大きな力に
ただただ圧倒される。
いろいろなことに悩み、不安を抱える日常の中で
ふと人の力の手の届かない場所に目を向けてみると
何をそんなに難しい顔をしているの、と言われているようで
肩のちからが抜け、心があるべき場所に落ち着く心地がするのだ。
自然とともに暮らすとは、きっとそういうこと。
そんなことを、この場所から伝えることができたら。
ただいま、浄化槽工事中。間もなく着工。