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家の息吹

komejirushi

 

店舗となる建物の内部解体が始まった。

雨の日も、雪の日も、

30年以上この家を支え続けた柱があらわになり

ひっそりと、そこで呼吸をしていた。

この場所を大切にしてきた家主さんとともに

寄り添い続けた壁や畳を失ったせいか

少し寂しそうにも見える。

 

この度の工事で、何本かはその使命を全うするが

のこりの柱たちはうれしいことに家の別の場所で

新しい役割を担ってくれるのだそうだ。

 

庭にある小屋では、

家を建てる時のものと思われる

間取り図を見つけた。

別荘としてこの家を建てた前の家主さんも

きっと今の私たちと同じ気持ちでいただろう。

そう考えると建物への愛着もひとしお。

 

今も、昔も「はじまり」のそばにある柱たちに支えられて

家の命は途切れることなく、これからも引き継がれる。

 

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