特別な日のお手伝い
先日作らせていただいたのは2歳のお子様のバースデーケーキ。
知り合いということもあり、作る間中うれしさと感慨深さがあった。
一つひとつの年を重ねるまでに、親はいろいろな思いをして
思い通りに行かないことも、辛いこともたくさんあって。
けれども誕生日という特別な日に子どもが笑ってくれたら
きっとそれだけで幸せな気持ちになる。
そんな日、そんな時のお手伝いをできることを
心から嬉しいと感じた。
卵や牛乳、バターなどの動物性食材を使わないお菓子作りを始めて
特に小さいお子様をお持ちのお母さんに喜んでいただけるのも嬉しいことのひとつ。
どんなケーキを喜んでもらえるかな。
想像しながら手を動かすバースデーケーキ作り。
これから私にとって特別な時間になりそうだ。
小屋づくり日記04
土台がひとまずできたので、次は壁。
パーツ組みをするのに
2×4材が寸歩それぞれで大量にいるので
ひたすら木材を切る。切る。
まっすぐ切ったり、斜めに切ったり、手も切ったり。
電気ノコのあの凄まじい勢いが好きでなく
自分で鋸を引いて、木が少しずつ切れていく感覚が好きだ。
そんなことを思いつつ、100本以上切った。
小屋づくり日記03
安価で丈夫な2×4材で建てることに。
基礎のブロックはコンクリで固め、
その上に防腐剤を塗った木材を。
いまのところ頑丈。乗って歩いてもしっかりしている。
ただ、ここまできたらもうやめられないと思うと、
ちょっとドキドキ。
小屋づくり日記02
いろいろ調べながら小屋のベースとなる簡単な基礎を作る。
水糸を貼って、バケツとチューブで水平をとって。
穴をほって、砂利を敷き詰め、高さを調整。
地味な作業だが、それぞれの高さ・水平がばっちり決まると
ひとりで嬉しい。
壊れたら直せばいいや、の気持ちで作ってはいるが
壊れたてほしくはないのが本音。
小屋づくり日記01
店の駐車場スペースの片隅に
小屋を作ることに。
半分実用、半分趣味。
多目的小屋にと考えているが
出来栄えがお粗末だと「倉庫」になる可能性も。
出来上がりはいつになるやら。
雪が降る前には形にしたいところ。
連れ添うということ
さっきまで晴れていた空から、突然雨が降ってきた。
ばーちゃんは畑で苗植え。
手伝っていたじーちゃんは、そそくさと屋根の下へ。
じーちゃん「おーい、降ってきたけやめんさいやー。濡れるで。」
ばーちゃん「ちーとぐらい濡れた言うてかまやーせんけー!」
じーちゃん(少しいらいらしながら)「お前は濡れてもええが、肥料が濡れるのがやれん言うとるのいーや!」
ばーちゃん「・・・。」
二人の日常。それで何ということはない。
優しいが気の短いじーちゃんのことを、
ばーちゃんはよく、よく分かっている。
暮らしを営むということ
祖父母と同居を初めて半年。
「暮らす」ことと「生きる」ことが近くなってきた感覚でいる。
野菜やお茶は裏の畑から。
米はもちろん田んぼから。
風呂の湯は太陽熱で温め、
生ゴミはコンポストで土に返す。
天日干しや塩漬けで保存食をたくさん作り
季節や天候に合わせて動く。
お金を儲けることはもちろん大切なこと。
けれども自然があれば、生きることはできる。
それどころか、そうして営む暮らしは
奥深くて本当に楽しい。
暮らしに必要なものとは何だろう。
古くを知り、新しい視点をもらう。
今日もお日様に感謝して。