エピソード11
晃生さんと私たち その2
komejirushi
たまたま子どもたちと一緒に楽しめる音楽を探していて
「ローバート・バーロー」というユニットの存在を知って
そのメンバーとしておられる晃生さんの音楽を
何気なく聴いてみたことがはじまりだった。
車の中で、家で過ごしているとき、毎日聴いている晃生さんの音楽は
私たちにとって「よく噛むこと」みたいだと思う。
よく噛むことって、ついつい忘れてしまう。
でも、ごはんをよく噛んでみるとあれ?こんなに甘かったっけと感じるように
子どもたちを見つめることも、ごはんを作ることも、仕事をすることも
うっかりしていたら一瞬で流れてしまいそうな時間たちが
晃生さんの音楽を聴くと、そうだったそうだったと
愛おしい時間や風景に思えてくるような心地がするから不思議だ。
ゆっくり噛みしめてみると、いくらでも美味しくなる日常。
そのことを晃生さんは優しい歌声で投げかけてくれる。
子どもたちのお迎えの時に車の中で聴きながら行くと
うっかり涙が出て来てしまいそうになるから危険でもある。
お店にはCDも置いてあります。
視聴したいんですけど!と言われたらすぐにお店で流しますので
お気軽にお声がけくださいませ!