エピソード11
新年明けましておめでとうございます。
komejirushi
今年は雪のない年末年始となった。
雪かきもなく車も問題なく行き来できるので
生活する上では助かっているのだが
一面銀世界のはずの景色がなく
荒涼とした森と澄み渡った晴れ空を見ていると
どうも、それはそれでそわそわするのはなぜだろう。
お店の年末最終日、年明け一日目と
常連さんたちのたくさんの顔が見られほっとした。
今年はこめじるし4年目に入る。
今までに積み重ねたものもあるのだろうけれど
新年を迎え、お店のことを思うたびに
私たちははじまりの時と同じ気持ちでいる。
こめじるしに来てくださったお客様お一人お一人が
心地良いと感じてくださるように
私たちはただそれだけを大切にしたい。
からっと晴れた晴天が続き人間は心過ごしやすいけれど
自然はそれをどう受けとめているだろうか。
ものごとの本質を見つめることを、
現状の楽しさやうまくいっていることに甘えてやめないで
どんなときも背筋をしゃんとしていたい。
そんなこめじるしを
本年もどうぞよろしくお願いいたします。