こめじるし

今のくらしと昔のくらし

2017/04/15

90になるじいちゃんが、古布で娘の草履を作ってくれた。

 

そもそもの始まりは1歳になる娘が

大人のスリッパを履いて遊ぶのが好きな姿を見て

それならばと思ってくれたのだそう。

 

じいちゃんはしめ縄はもちろん、わらじ、正月のお飾りなど

昔は大量に出荷していたこともありそれは綺麗に作ることができる。

今はもう高齢になり作る機会もなくなったが

久しぶりに腕をふるったのが、ひ孫のためのそれであった。

 

1日かかってじいちゃんは草履を作り上げた。

その佇まいに、とても心が暖かくなった。

 

ものをくらしに迎えるにあたっては

「買う」という選択がほとんどのところ

誰にならうでもなく、昔の人は「作る」という選択を身につけている。

作ることが生活の一部であったことを

もう一度見つめ直してみたいと、そんなことを思った。

 

こめじるしでは今、民藝を扱っている。

民藝の大きな要素のひとつが手作りであること。

工業製品とは相反するということ。

しかしながらそれは、作家の美術品ではなく日用品であることが前提。

 

生活に根ざす手作りのものには、誰かを思う温度が漂っている。

それを暮らしの中で見つけることができる今の環境に

ありがたいなあと感慨深い思いのした日であった。

 

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