冬という季節と温度
これからお店となる建物に、「燻製会」なる会のもと
UIターンの方たちが集まってくださった。
これから大幅にリフォームをするため
現状の建物としては、ありがたい見納め会となった。
この場所には、役場の方の紹介で出会うことができ
その場所にはいま、たくさんの方たちが集まっている。
私たちがいまめざすことへの道は
決して自分たちの手だけでは辿りつかないと
あたたかい気持ちでいっぱいになった。
会の最後には、雪の中で焚き火をした。
まだ6時というのに、あたりは降る雪さえも見えない闇の中で
ただつんとはりつめた寒さと、焚き火の暖かさを感じながら
そういえば冬の本当の温度に
ここ最近向き合っていないことに気づいた。
「寒い」という言葉は、悪い意味ではないのだ。
先日凍結で破裂してしまった水道管のことを思い出しながら
私たちはまだ、ここで過ごす本当の冬の姿を
まだ知らないのだと思った。
そして、これから出会うことのできる
いろいろの季節の姿があることに、
吹雪く雪にも全く負けない焚き火の炎を見つめながら
心がどきどきする心地がした。
無を信じる
今年も雪が積もり、ぐんと気温が下がった。
真っ白な風景を目の前にすると
ひとの力以外に、この世界に働いている大きな力に
ただただ圧倒される。
いろいろなことに悩み、不安を抱える日常の中で
ふと人の力の手の届かない場所に目を向けてみると
何をそんなに難しい顔をしているの、と言われているようで
肩のちからが抜け、心があるべき場所に落ち着く心地がするのだ。
自然とともに暮らすとは、きっとそういうこと。
そんなことを、この場所から伝えることができたら。
ただいま、浄化槽工事中。間もなく着工。
はじまりの冬
来春、念願であったお店「こめじるし」をオープンする。
新たな挑戦ではあるが、私たち夫婦にとってごく自然なことのようにも感じる。
お店を営むことは仕事をかえることではなく、私たちの生き方。
そう考えると、開店までの一つひとつの準備さえも
人としての成長に感じられ喜ばしい気持ちになる。
民藝品と出会ってからというもの
一つ一つの器に料理を盛ることや、カップにコーヒーを注ぐことが
まるで質の良い服に袖を通すようで、
ああ、そうか日々の器を選ぶということは
生きる心地を選ぶということだとうなずく日々。
日用品は人が生きるうえでの大切な伴侶。
こめじるしが良き伴侶と出会える場所になればうれしい。
少しづつ、少しづつ、私たちのお店づくりが進んでいる。
今月の営業日
お休み■
- 25日(金)は積雪のため臨時休業
2022年2月24日
- 18日(金)は積雪のため臨時休業
2022年2月17日
- 28日・29日 臨時休業
2022年1月27日
- 14日・15日は臨時休業します
2022年1月13日
- 本日27日は積雪のため臨時休業
2021年12月27日
- 10月16日(土)臨時休業
2021年10月14日
- 10月の営業日と営業時間について
2021年9月28日