小屋づくり日記03
安価で丈夫な2×4材で建てることに。
基礎のブロックはコンクリで固め、
その上に防腐剤を塗った木材を。
いまのところ頑丈。乗って歩いてもしっかりしている。
ただ、ここまできたらもうやめられないと思うと、
ちょっとドキドキ。
小屋づくり日記02
いろいろ調べながら小屋のベースとなる簡単な基礎を作る。
水糸を貼って、バケツとチューブで水平をとって。
穴をほって、砂利を敷き詰め、高さを調整。
地味な作業だが、それぞれの高さ・水平がばっちり決まると
ひとりで嬉しい。
壊れたら直せばいいや、の気持ちで作ってはいるが
壊れたてほしくはないのが本音。
小屋づくり日記01
店の駐車場スペースの片隅に
小屋を作ることに。
半分実用、半分趣味。
多目的小屋にと考えているが
出来栄えがお粗末だと「倉庫」になる可能性も。
出来上がりはいつになるやら。
雪が降る前には形にしたいところ。
連れ添うということ
さっきまで晴れていた空から、突然雨が降ってきた。
ばーちゃんは畑で苗植え。
手伝っていたじーちゃんは、そそくさと屋根の下へ。
じーちゃん「おーい、降ってきたけやめんさいやー。濡れるで。」
ばーちゃん「ちーとぐらい濡れた言うてかまやーせんけー!」
じーちゃん(少しいらいらしながら)「お前は濡れてもええが、肥料が濡れるのがやれん言うとるのいーや!」
ばーちゃん「・・・。」
二人の日常。それで何ということはない。
優しいが気の短いじーちゃんのことを、
ばーちゃんはよく、よく分かっている。
暮らしを営むということ
祖父母と同居を初めて半年。
「暮らす」ことと「生きる」ことが近くなってきた感覚でいる。
野菜やお茶は裏の畑から。
米はもちろん田んぼから。
風呂の湯は太陽熱で温め、
生ゴミはコンポストで土に返す。
天日干しや塩漬けで保存食をたくさん作り
季節や天候に合わせて動く。
お金を儲けることはもちろん大切なこと。
けれども自然があれば、生きることはできる。
それどころか、そうして営む暮らしは
奥深くて本当に楽しい。
暮らしに必要なものとは何だろう。
古くを知り、新しい視点をもらう。
今日もお日様に感謝して。
もの思う場所
先日、店内の記帳ノートに
映画の中の一節を残してくださったお客様がおられた。
こめじるしに来てふと、そのセリフを思い出されたのだそう。
そのセリフ自体も素敵なものだったけれど
その方にとって、こめじるしで過ごす時が
「もの思う時」となったことがうれしい。
何を話すこともなく、ただ自然を見つめる時は特別。
私たちにとってそうであることが
あるお客様にとってもそうであったことが
この上なく幸せに感じたできごとであった。
みんなの森
無性に食べたくなるときがあるのである。
お好み焼きが。(広島焼き)
夫婦二人とも広島にいた頃は
今日はお好み焼きにする?などと言っては
すぐにお店で食べられることが日常で
こちらに来てから、それができないことは
けっこう寂しいのである。
そんな中、いつもお世話になっている方が
お好み焼きを作るのがプロ級にうまいことが発覚し
早速にこめじるしでお好み焼き会を開いていただいた。
その準備の時の話。
外でお好み焼きを設置するテーブルの配置をしていた主人が
「近くで焼かん方がいいよね?」と
真剣な面持ちで聞いてきた。
鳥の巣箱の近くでお好み焼きを焼かない方がいいのでは?
と聞いてきたのである。
先日、オープンと同時に設置していた鳥の巣箱に
ヤマガラの夫婦が住みついたことが分かり
二人で飛び上がるほど喜んでいたのではあるが
近所の家に遠慮するようなテンションで
問いかけてきた主人に笑いをこらえきれなかったと同時に
真剣に考え直したのである。
巣箱でくつろいでいるときにお好み焼きの匂いがしたら
ヤマガラの夫婦は迷惑だろうか。
そもそもお好み焼き、という存在が彼らの住む世界からして
範疇にないものであろうから
いや、その前に鳥の嗅覚ってどうなんだろう。
などととめどなくあれこれ考えながら
結局は巣箱から遠めの位置にテーブルを配置し
絶品お好み焼きを堪能させていただいた。
「こめじるしの森」って、名前間違えたかな。