エピソード11
日常と奇跡
komejirushi
子供たちを連れてのこめじるしと新店舗同時営業の日、
ふとこめじるしの窓の外を眺めると
子供たちがエントランスで「だるまさんが転んだ」をしていました。
子供サポートとして新たにスタッフとして加わってくださったHさんと
お客様で来られた方が一緒に子供たちの相手をしてくださっていて
子供たちは本当に楽しそうに
大きな声をあげながらはしゃいでいます。
その光景を眺めているとなぜか涙がこみあげて来て
それが感謝の気持ちなのか、喜びなのか、
想像の中にあることなんて実はひとつもないのではないかと
感慨深く思ってしまったのでした。
新店舗とこめじるしのオープンから半月が経ち
ジェットコースターに乗っているような毎日が過ぎています。
今までの夫婦2人のこめじるしの営業とは違い
新店舗を新しい仲間とともに運営するということは
まさに未知の世界で大変さとともに
全く別の楽しさや喜びがあるものだと感じています。
不安がないかと言えばもちろん嘘になりますが
これまでこめじるしを続けてこられたことも
想像もしていなかった常連さんや支えてくださる方たちのおかげで、
やはり「続けること」でその方たちに返せるものはないかと
強く思うことが大きな力になっているような気がしています。
まだまだこれから。
日々を楽しむことを、新しい仲間とともに分け合いながら。